
今回は少し掘り下げて猫たちに潜在しますウィルスや
生活習慣病にも触れさせて頂きたいと思います。
【検便異常なし】こう記載させて頂いておりますが
≪実は回虫は70%の確率でしか見つからない≫
コクジウムやクリプトコックスに至りましては―
下痢などの症状が出てからでないとなかなか見つかりにくいのが現状でございます。

つい先日他ブリーダーさんから聞きましたお話で
お譲りした仔猫が下痢…
検便でコクジウムやらクリプトコックスやら見つかり
血液検査までした上でFIPウィルスが検出されたと大問題に発展してしまったとの事…。
病院まで非難されたそうです。
下痢で衰弱している仔猫―
1キロ少しの仔猫から血を抜くお医者がいるのですね😱
考えられません。
もはやホラーです…。

FIPも昭和の頃は伝染性と言われていましたが
現在ではほとんどの猫がキャリアで保菌していると
考えられています。
それが何かの理由で免疫力や体力が低下してしまうと
発症してしまうのですね。
最近では
ストレスが大きな原因のひとつにあげられています。
―ぜひ人間をお考え下さい。
全て同じでございますね。
誰もが皆いくつものウィルスと共存していて
最近ではコロナという未知のウィルスとの闘い―
残念ながら未知ゆえに当初は治療薬もない為に
無念にも亡くなる方々が絶えず
大変な事態になり
それは今でも不安を残したままでございますね。

猫たちもまた同様でございます―
私共ブリーダーは
もちろんずっと健康でいて欲しいから
丈夫な仔猫を作出できるよう
たくさん工夫をして手をかけております。
当たり前の事ではありますが
それでも
どうしても見つけられない虫やウィルス
予見できない将来の病…
そして仔猫では発見できない先天性の疾患など
病と言われる類は数え切れない程に存在し―
その上に
昨今では人間と同じような生活習慣病もあり
糖尿病や腎不全に癌…といった病に伏す猫達も少なくは
ありません。
ですので
残念ながらどうしても
【100%の確率で絶対病気しない無菌な猫】
などこの世にはいないのですね😷
お迎えの際には今一度
また
いざ愛猫が病んだ時…
この理を思い出して頂きまして
たくさんの不安や悲しいお気持ちの上に
怒りの苦しみまでお一人でお抱えにならないよう
どうかお願いを致します。
私共ブリーダーも
せめてお気持ちを共有させて頂きたい…
経験のあります疾病なら
僅かでも何かのお役に立てたらと常に考えております。
また
症状に寄りましては
保証の対象になる場合もございますので
まずはとにかくご一報をお願い致します。
どの子も皆すこやかに
いつまでもご家族様のお役に立ちますように🙏
