藤本 佳代子 ブリーダー
大阪のブリーダーです。「サイベリアンらしいサイベリアン」を目指し、関西を中心にCFAやTICAキャットショーに出陳しながら、スタンダードに沿った繫殖プログラムに取り組んでいます。
私自身、小さい頃から猫との暮らしが日常で、これまでペットとして保護猫も血統書付きの猫も飼った経験があります。いつも家族の中心に猫がいるのでどんな時も会話のきっかけになり癒されています。2019年サイベリアンに出会って以来、大柄でたくましい身体ながらも丸みのある顔つき、強そうに見えるけれど優しげな表情、人懐っこく好奇心旺盛で少しドジなところも全部含めてこの猫種の魅力にすっかりハマってしまいました。そして、翌年、キャットショーを見学したことで大好きなサイベリアンを極めたいという気持ちが強くなり、ブリーダーになることを決心し、今に至ります。
サイベリアンは他の猫種と比べ、成長速度がゆっくりで成熟するまでに3~5年ほどかかります。わが家の親猫や子猫を気に入り、期待を込めてご家族の一員にお迎えされた飼い主さんたちの「猫と暮らす幸せ」が広がればうれしいです。引き渡し後も必要であればいつでもご連絡ください。
ショーキャットとは優れた体格、人に愛される気質および猫種としての特性(タイプ)を兼ね備えた純血種の猫を指します。すべてにおいて完璧を追及するには気の遠くなるような時間とお金と労力がかかりますが、この種の愛好家として、キャットショーを通じて、今後も目標に向かって挑戦し続けます。
親猫には思い入れがありどの子も個性的で可愛いですが、それぞれの長所を活かせるペアリングを考え、計画的に交配を進めます。前提として、親猫の身体状態は子猫に影響するため健康管理に留意しています。定期的な三種混合ワクチンの接種や健康診断はもちろんのこと、親猫に対してサイベリアンに関連性の高い遺伝病を含む45+もの遺伝性疾患のリスクをスクリーニング(検査依頼:Wisdom Panel) した結果、遺伝的に問題のないことを確認しています。
また、猫が複数いるブリーダーの猫舎では、感染症のリスクが必然的に高まります。猫舎全体が猫にとっても人にとっても清潔で快適な空間でいられるよう部屋の清掃は毎日欠かさず、小グループと個別飼養を使い分け、出産前後の母子猫は他の猫と一定隔離、現役の男の子やショーに挑戦する子には十分な広さの個別スペースを用意して個々の健康状態の把握や感染症予防に気を付けています。
猫の社会化には幼少期の母猫や同腹の兄弟姉妹との関係、そして、なにより人との交わりが不可欠です。子猫はお引き渡しまでの間に私たちの元でトイレ、爪切り、ブラッシング、シャンプーなどこれから人と暮らすうえで必要な最低限のトレーニングをひと通り行います。親猫からの遺伝や個体差もありますが、それぞれの成長段階に合わせて様々な経験することで新しい生活環境に順応しやすくなります。
一般家庭で猫舎兼自宅です。大阪の中心地より電車・地下鉄で30分圏内、併設の駐車場はありません。車でお越しの際は近くのコインパーキングをご利用ください。自宅一階は現役の男の子のために部屋を仕切り、女の子は基本的にフリーで生活しています。子猫がいるときは寝室の一部を育児室として使用します。わが家で生まれた子猫たちが日々成長していく姿を見守り、関わることは私たちにとって何よりの喜びです。サイベリアンの特性を理解し、終生可愛がってもらえる飼い主さんとのご縁をお待ちしております。
2025/08/09
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人を怖がらないという事は、ブリーダー様による愛情がたっぷり注がれていたせいだと思っています。
本当にありがとうございました。