
レックスとは「巻毛」を意味します。
デボンレックスやコーニシュレックスは、劣性遺伝で両親が巻毛で無ければ巻毛の子は生れません。
しかし、セルカークレックスは優性遺伝で、片親が巻毛であれば生まれます。
自然って不思議ですね。
しかし、血統書には「セルカークレックス」と書かれていても、その子が直毛か巻毛か分かりません。
セルカークレックスの子供が全て直毛?
その様な現象も希に在りますが、果たしてその子達を「レックス猫」と呼んでも良いのでしょうか?
そんなことを考えていれば、頭の中が少しおかしく成ってきます。
仮にセルカークレックスの赤ちゃんが4匹生まれました、それが全て直毛?
優性遺伝するのになぜ???なぜ??って感じです。
少し深く考えてみましょう。
簡単に巻毛同士の子供は、ほゞ100%近く巻毛の子です。(ホモ)
巻毛と直毛の子供は50%~70%の確立で巻毛(ヘテロ)
直毛同士の場合はほゞ直毛(ワイルド)
※私はワイルド個体は、かけ合わせに使った元の猫に近い様に思います。それを「レックス猫」と呼ぶ事自体間違いの様な感じがします。
このワイルドの個体をレックス猫と呼ぶこと自体おかしな世界ですね。
各猫協会のお偉いさん、そのあたりをもっと精査して欲しいものですね。