今日は旦那のお硬いブログになりますが、とくにノルジャン飼育初めての方には
分かりやすい内容となっておりますので、ご一読の価値はありかと思います
ここから旦那↴
「ノルウェージャンを飼い始めたけれど、毛玉がすごくて……」「ブラッシングをしようとすると嫌がって逃げてしまう」そんな悩みを抱えていませんか?
北欧の厳しい寒さを生き抜くために進化したノルウェージャンフォレストキャット。その「ダブルコート」と呼ばれる豊かな被毛は、彼らの美しさの象徴であると同時に、飼い主さんにとっては**「愛情と技術が試される場所」**でもあります。
福岡で10年、40頭以上の親猫たちと向き合ってきた私が、一般の飼育本には載っていない**「プロのブラッシング術」**を余すことなく公開します。

1. なぜ「普通のブラッシング」では毛玉が防げないのか?
ノルウェージャンの毛は、撥水性の高い「オーバーコート」と、保温性の高い綿毛のような「アンダーコート」の二層構造です。
多くの飼い主さんが失敗するのは、表面のオーバーコートだけを撫でて満足してしまうこと。
本当の敵は、皮膚に近い「アンダーコート」の絡まりです。ここを放置すると、フェルト状の巨大な毛玉になり、最終的にはハサミで切る(最悪の場合はバリカンで刈る)しかなくなります。
プロの視点から言えば、ブラッシングは「毛を整える」作業ではなく、**「不要なアンダーコートを抜き去る」**作業なのです。

2. 弘法は筆を選ぶ。プロが愛用する「三種の神器」
道具が悪いと、猫は痛がり、ブラッシングを嫌いになります。まずはこの3点を揃えてください。
【道具名】 【役割】 【選び方のポイント】
スリッカーブラシ 抜け毛の除去 ピンの先が丸まっていない、クッション性の高いもの。
金櫛(コーム) 仕上げ・チェック 粗目と細目の両方がついているステンレス製。
ブラッシングスプレー 静電気防止・艶出し 無香料で被毛を保護する成分入りのもの。
【アドバイス】
ブラッシングスプレーは必須です。乾いた状態でブラッシングすると静電気が発生し、逆に毛が絡まりやすくなります。シュッと一吹きするだけで、驚くほど指通りが変わります。
3. 毛玉ゼロを叶える「3ステップ攻略法」
ステップ①:スプレーで被毛を湿らせる
まずは全身に軽くスプレーをかけます。これにより毛が舞い散るのを防ぎ、ブラシの通りを劇的に良くします。
ステップ②:スリッカーで「層」を作る
毛をめくり上げ、皮膚が見える状態から根元に向けて少しずつブラシを入れます。一度に広範囲をやろうとせず、**「500円玉くらいの範囲」**を丁寧に攻略していくのがコツです。
ステップ③:コームで「答え合わせ」
最後にコームを根元から通します。スッと通れば合格。どこかで引っかかるなら、そこに「隠れ毛玉」の赤ちゃんがいます。
4. 放置厳禁!「4大・魔の毛玉エリア」の攻め方
ノルウェージャンには、特に毛玉ができやすいポイントがあります。
耳の後ろ: 脂が出やすく、最も絡まりやすい。
脇の下: 摩擦が多く、気づくとフェルト状に。
内股: 皮膚が薄いので、優しく慎重に。
お尻周り: 汚れやすく、毛玉になると不衛生。
これらの場所は、猫が触られるのを嫌がる場所でもあります。おやつをあげながら、あるいはリラックスしている「寝起き」を狙って、短時間で終わらせましょう。
5. ブラッシングは「命の責任」を果たす時間
以前、**「大型猫の重みは、愛の重み」**だと書きました。

ブラッシングは単なる美容ではありません。
毎日全身を触ることで、**「皮膚に異常はないか?」「痩せてきていないか?」「しこりはないか?」**といった、言葉を発せない彼らの体調変化に誰よりも早く気づくことができます。
毛玉を放置して皮膚炎にさせるのは、家族として、あってはならないことです。
まとめ:ふわふわの毛並みは、飼い主さんの「勲章」です
ノルウェージャンのブラッシングは、確かに手間がかかります。
しかし、丁寧に手をかけられた子のコートは、シルクのような手触りと、圧倒的な存在感を放ちます。
もし、「どうしても自分では難しい」「毛玉が手に負えなくなった」という時は、遠慮なく私にご相談ください。私たちが送り出した子が、いつまでも美しく健やかであること。それが私たちの願いです。
さあ、今日から5分だけ、愛猫との「魔法の時間」を始めてみませんか?
山井龍己ブリーダーの子猫一覧
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