よーーく分かります。笑 (だって、本当に可愛いですもんね…!)
でも、だからこそ! 「本当に大切に育てられてきた子か」を見抜くために、
ちょっとだけ冷静な目を持ってチェックしてほしいポイントがあります。
ネットの綺麗事じゃない、現場のリアルな感覚をギュッとまとめました。
これからお迎えを考えている方は、ぜひスマホに保存して見学に行ってくださいね!

1. 身体のチェック(内臓のタフさと骨格の「質」)
パッと見の可愛さに惑わされず、内臓が健やかか、体が頑丈そうかを見極めます。
① 目・鼻・耳(どんな環境にいたかの答え合わせ)
ここは猫風邪(ウイルス)や耳ダニの有無、つまり「どんな環境で過ごしてきたか」
がモロに出る場所です。
目: 涙目で目の周りが茶色く汚れている(涙やけ)、あるいはやたらと瞬きが多い
子は要注意。目の端にある白い膜(瞬膜)がダラッと見えている子は、
体調不良や脱水を起こしかけています。
鼻: 鼻の穴の周りにカピカピの鼻水がついている子は、猫風邪を引いている
可能性が高いです。健康なら、適度にひんやり湿っています。
耳: 覗いたときにコーヒーの粉みたいな黒いクズが詰まっていたら、まず耳ダニです。
後ろ足でしきりに耳を掻く仕草がないかも見落とさないでください。
【最重要】お尻のまわり(すべてが隠されている場所)
子猫にとって下痢は命に関わります。 お迎え前は、気まずがらずに必ず尻尾をそっと
持ち上げてお尻を確認してください。
理想: 穴がキュッと小さく締まっていて、周りの毛がサラサラで無臭であること。
危険: 穴の周りが赤く腫れている、毛が黄色〜茶色く固まっている、ツンと酸っぱい
臭いがする。これは「慢性的に下痢をしている(または少し前までしていた)」
強烈な証拠です。

【要警戒】不自然な「お尻の毛のカット」の真実 長毛種(ノルウェーやラグドールなど)
で、お家を汚さないための「親切な予防カット」なら問題ありません。
怖いのは「下痢でドロドロになった痕跡を消すためのカモフラージュ」です。
毛が無い部分の「地肌」を直視してください。白や健康的なピンクなら合格。
赤く爛れていたり、茶色いカサブタがあれば100%下痢隠しです。 また、カットが丸く
キレイなら普段からのケアですが、ガタガタなら「見学が入るからと、慌ててハサミで
切り落とした」と見ていいでしょう。
毛並み・皮膚・お腹(栄養と寄生虫)
毛並み: 触ったときにパサパサしていないか。耳の縁や顔周り、指先の毛がゴソッと
抜けて地肌が見える場合、真菌(カビ)の疑いがあります。人にも移るので
シビアに見てください。
お腹: 手足や背中は細いのに、お腹だけがスイカみたいにパンパンに膨んでいる子は、
お腹の中に虫(回虫など)がウジャウジャいる典型的な状態です。
2. 行動・気質のチェック(愛情を注がれてきたか)
生後数週間の「社会化期」に、人間や親兄弟とどう関わってきたかで、お迎え後の暮らし
やすさが180度変わります。
人に対する反応と「復帰力」
近づいただけでパニックを起こしてケージの奥で固まる、シャーシャー威嚇して出てこない子は、
人馴れの訓練が足りていません。
一番見てほしいのは「復帰力」です。 最初はビクッとして隠れても、こちらが静かにしていれば
「数分でトコトコ戻ってきて、クンクン匂いを嗅ぎにくるか」。この切り替えの早さがある子は、
メンタルが非常に安定しています。
抱っこしたときに、体を石のようにガチガチに硬くして拒絶する子も、お家に慣れるまで少し
時間がかかる覚悟が必要です。
② 動きの滑らかさ(骨格・関節)
おもちゃ(猫じゃらし)を振ってもらい、走らせてみてください。 着地したときに後ろ足が
一瞬カクッと外れないか、腰を異様に沈めた不自然な歩き方がないか。左右対称にリズミカル
に動けているか、歩行の質を確認します。
3. 環境と「裏付け」のチェック(相手の誠実さを見抜く)
子猫のバックボーンを担保するため、お店やブリーダーに直接突っ込んだ質問を投げてみます。
「親猫(特に母親)は見られますか?」 「お母さんは別の場所にいるので見せられません」
という対応は、バックヤードが劣悪な可能性を疑います。母親の性格は子猫に強く遺伝・学習される
ので、直接会って性格(人懐っこいかなど)を確かめるのが一番確実です。
「両親の遺伝子検査の結果書を見せていただけますか?」 猫種ごとに命に関わる遺伝病
(肥大型心筋症や多発性嚢胞腎など)があります。「両親ともにクリア(正常)」であれば、
子猫に遺伝することは100%ありません。「検査してます」という口約束ではなく、実際の証明書
を見せてもらうのが一番安心です。
「今の食事とトイレの環境をそのまま教えてください」 フードの正確な銘柄、量、回数、そして
猫砂の材質。お迎え初期はこれらを「完全コピー」してあげてください。環境変化のストレスに
よる下痢や粗相を防ぐ最大の防御策です。
最後に:現場で使える「最終奥義」
最高の健康証明は「抱っこしたときの重量感」
本当に手をかけられて、ミルクや離乳食を自分の力でしっかり消化吸収できている子は、
見た目のふんわり感に対して、抱き上げたときに「うわ、重っ!」というズッシリした
重量感があります。骨がしっかりしていて筋肉が詰まっている証拠です。サイズに対して
「やけに軽いな」と感じる子は、まだ体力が備わっていません。
相手のスタンスを暴く「魔法の質問」
お尻の毛がカットされているのを見つけたら、あえて明るくこう聞いてみてください。
「この子、お尻の毛がすっきりカットされていて可愛いですね!汚れないように
事前に切ってくれたんですか?」
この質問に対し、笑顔で「そうなんです、お家に行ってから汚れると大変なので、予防で
バリカンを入れておきました!」と即答してくれるなら信頼できます。
逆に、一瞬言葉に詰まったり、目をそらして「あ、ええと、ちょっとウンチがついちゃった
時に切ったみたいで……でも今は大丈夫ですよ」などと言い訳をするようなら、
下痢を隠しているリスク(または管理がズサン)と判断していいでしょう。
綺麗にパッケージされた情報ではなく、こうした「泥臭いポイント」にこそ、その子がそれまで
どう育てられてきたかの真実がすべて現れます。
ぜひ、最高の相棒を見つけるための武器にしてくださいね!
山井龍己ブリーダーの子猫一覧
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