「子猫の顔が可愛いから」という理由で選ばれることが多いですが、実は一番大切なのは**「親猫がどのような環境で、どのような扱いを受けて暮らしているか」**という点です。
◆わが家のこだわり
わが家では、親猫たちをケージに入れっぱなしにすることはありません。猫たちの性別や性格、相性に合わせて、主に3つのお部屋に分かれて自由に過ごせる「ケージフリー」の環境を作っています。
◆ひとりひとりとの「対話」の時間を大切に
また、毎日のお世話の時間は、単に掃除や食事を済ませるだけの時間ではありません。
全員に対して一頭ずつ名前を呼び、抱っこして甘やかしたり、体に触れて体調を確認したり、おもちゃで遊んだり、一対一で心を通わせる時間を大切にしています。
こうした日々の積み重ねが、猫たちとの深い信頼関係を築き、人懐っこく穏やかな性格を育むのだと信じています。
◆女の子と子猫のお部屋
現在、このお部屋は猫たちが落ち着いてのびのびと過ごせるよう、基本的には猫たちだけの空間にしています。ただし、離れていてもスマートフォンから24時間リアルタイムで様子を確認できるモニタリング体制を整えています。
家事の合間や外出先からでも、直接部屋にいない時でも、「今、この子がどう過ごしているか」をつぶさに観察できるようにしているので、猫たちの小さなサインを一瞬たりとも見逃さず、何かあればすぐに駆けつけられるようにしています。
◆男の子たちのお部屋
男の子の部屋は、夫の寝室とその隣の部屋です。その二つの部屋は、仕切りが「格子戸」になっているので、夫がいつも隣から猫たちの様子を見守り、声をかけられるようになっています。
◆甘えん坊な子のための居場所
一方で、わが家のラグドールの男の子(去勢済み)のように、どうしても人の側にいたい性格の子もいます。そういった子は、私の生活スペースで私と一緒に過ごし、常に人の温もりを感じられるようにしています。
◆なぜ「子猫工場」を避けてほしいのか?
犬の世界では「パピーミル(繁殖工場)」という言葉がありますが、残念ながら猫の世界にも、ただ産ませるための道具としてケージに閉じ込められっぱなしの**「子猫工場」**のような場所が存在します。
狭いケージに閉じ込められストレスを抱えた母猫から生まれた子は、性格が不安定になりやすかったり、人への信頼を築くのに時間がかかったりすることもあります。逆に、愛情たっぷりに育てられ、のびのびと暮らしている親猫の子は、とても穏やかで人懐っこい性格に育ちます
もちろん、うちの家でもお産の時や安全管理のために一時的にケージを使うことはありますが、それはあくまで「猫たちの安全のため」です。
◆子猫を家族に迎える時にチェックしてほしいポイント
もしブリーダーさんを訪ねる機会があれば、ぜひ「親猫たちの普段の様子」を質問したり、見せてもらったりしてください。
・親猫はケージに入れられっぱなしではありませんか?
・人を見て、嬉しそうに寄ってきますか?
・清潔で、のびのびとしたスペースがありますか?
最後に「このブリーダーさんは、本当にこの子たちを愛しているかな?」
そんな視点で、親猫の表情を見てみてください。幸せそうな親猫の姿こそが、そのブリーダーの姿勢を何よりも雄弁に語ってくれるはずです。
皆さんが、心から信頼できるブリーダーさんと出会えることを願っています。

岡部慎華ブリーダーの子猫一覧
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