青い瞳をもつノルウェージャン

正式の毛色の名称は「ブルーポイント&ホワイト」
ノルウェージャンフォレストキャットは、西暦1000年頃のヴァイキングの時代から
ノルウェーの厳しい寒さの中で生きてきた「自然発生種」です。
そのため、元々の原種(ベースとなる猫たち)は、タビー(縞模様)やブラック、
ホワイト、ブルー(グレー)といった、大自然に溶け込むソリッドや原色に近い
カラーが主流でした。

シャム猫などに代表される「ポイントカラー(顔や耳、尻尾など体温の低い部分に
色がつき、瞳が青くなる遺伝子)」は、本来はアジア圏に起源を持つ遺伝子です。
そのため、ヨーロッパの歴史ある自然発生種であるノルウェージャンにおいては、
非常に珍しく、かつては「伝統的なカラーではない」とされていた時代もありました。

1970年代にノルウェーで本格的な保存運動が始まり、世界的な純血種としての
スタンダード(犬種・猫種の標準)が確立されていく中で、この「ポインテッド
(遺伝子名:cs遺伝子)」を持つ個体が稀に生まれることが確認されました。
この毛色が生まれるためには、お父さん猫とお母さん猫の「両方」が、見た目は
通常のカラーであっても、潜在的にポインテッドの遺伝子(隐性遺伝子)を奇跡的に
持っていなければなりません。

元々ポインテッドの血筋を持つ個体が極めて少ない国内のノルウェージャンにおいて、
この遺伝子同士が偶然に出会う確率は非常に低いため、国内のブリーディング界では
滅多に見かけることがありません。
海外(特にヨーロッパの一部やアメリカ)の一部のトップブリーダーたちが、
この神秘的な色彩を大切に守り、キャットショーなどで時折お披露目する、
まさに「知る人ぞ知る幻のカラー」となっています。

ブルーポイント&ホワイトの最大の魅力
サファイアブルーの瞳: ポイント遺伝子を持つ猫にしか現れない、吸い込まれそうな
澄んだ青い瞳。成長してもこの美しいブルーが維持されます。
幻想的なグラデーション: 体は白を基調としながら、成長とともに耳や自慢のふさふさ
な尻尾に、淡く上品な「ブルー(青みがかったスタイリッシ
ュなグレー)」が優しく色づいていきます。
野生味と気品の融合: ノルウェージャンらしい骨太でワイルドな体型・リンクスティップ
(耳の飾り毛)を持ちながら、カラーはまるでシルクのように
エレガントという、最高のギャップを持っています。
うちでも初めての誕生となった、この奇跡のブルーポイント&ホワイトの子猫ちゃん。
国内では滅多に出会えない幻のカラーというだけでなく、ノルウェージャンらしい
堂々とした骨格と、吸い込まれそうなサファイアブルーの瞳をあわせ持った、本当に特別な子です。
これから成長するにつれて、自慢のふさふさな尻尾や耳まわりがどんな風に淡いブルーに
色づいていくのか、今から楽しみで仕方がありません。
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