🌸今日は、私がラグドールにかけた目色に対する想いを少し綴ってみたいと思います。
ラグドールと向き合うブリーダーとして、やはり意識せずにはいられないのが「スタンダード」という存在です。
その理想を追いかける中で、3年前の私はどうしても「濃い青い瞳」が必要だと強く感じました💙

その中で唯一お返事をくださったのが、アルゼンチンのブリーダーさんです✨
彼女とはもう2年以上のお付き合いがあり、これまでに2度直接お会いして楽しい時間を過ごしました。
今では娘のように可愛がっていただき、ほぼ毎日挨拶と連絡ととっているほどです。私にとってもかけがえのない存在です💖


彼女との交流を通して、あの深いブルーの瞳を未来へ繋いでいくことが、どれほど大変な作業かも知りました。
方法も教えていただきましたが、膨大な労力と時間が必要で、正直、私ひとりでは難しいかもしれない…と感じるほどです。
私たちは小さな家族経営のキャッテリーですから、たくさんの猫を抱え、利益を度外視してただ理想だけを追い続けることは簡単ではありません。
それでも、この瞳を未来に残すことは、かけがえのない挑戦だと思っています🌟
日本の反対側、遠くアルゼンチンから受け継いだこの瞳。
できることには限りがありますが、彼女のような立派な試みを、少しでも形にしたい…そんな想いで日々活動しています。
今も海外の伝統を重んじるキャッテリーのブリーダーさんと血統が重ならないように系統を照らし合わせ、私のラグドールの写真をすべて添えて「守り抜きたいもの」「改変したい部分」を伝え、理想のKINGを待たせて頂いています。
そして、アルゼンチンから子猫を輸入する時に、何より心に残っているのが、彼女が私に語ってくれた言葉です。
「ヤヨイ、よく聞いて。私たちはこのラグドールを手元に残すまでに10年という歳月をかけました。それを日本に送ります。
あなたは私がかけた10年分を受け取るのだから、どうか大切に扱ってください。あなたはたった2年でこれを手に入れることができた。羨ましいよ」
本当に苦労をして積み重ねてきたブリーダーさんのこの言葉はとても重みがあります。そして、私は毎日、彼女の思いと理想を少しでも形にできるよう努力を重ねています。
私のように「この青い瞳が大切だ」と感じるブリーダーさんと、今後もし出会うことがあれば、
いつか誰かの役に少しでも役立てるように…そんな想いを胸に、今日も明日も少しずつ前に進んでいきます🐾💙
