冨岡利枝ブリーダーのブログ｜野生在来種『ツシマヤマネコ』の保護繁殖事業とは。(25.1.21)

日本国内にいる野生在来種の猫は『ツシマヤマネコ』と『イリオモテヤマネコ』だけです。残念なことに周知徹底と法の整備が曖昧なことから、こんにち国内に於いては、

「え？ネコって野生動物じゃないの？！」

と思うのが多くの国民意識かもしれません。

ここまででお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、私たちがよく知る『猫（イエネコ）』は、ペット用に改良された家畜であり、ヤマネコとは全く別種の存在です。分類では侵略的な『外来種』にあたります。

近年、ヤマネコの本来の生息地の住環境が悪化したことなどから『ツシマヤマネコ』が絶滅危惧種に瀕しており、保護繁殖事業が行われています。

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この住環境の悪化の中には、イエネコとの闘争、共通感染症などによる死亡が含まれます。

対馬市では、条例で野良猫への餌やりが禁止されるなどの対策も行われているそうです。

当舎ブログでも時々申し上げている通り、野良猫がいる環境は自然な状況ではありません。飼えなくなったからと遺棄したり、野良猫に餌を与えたりすることの無いように全ての人が猫を適正に取り扱うことがとても重要で大事ですね☺️

この絶滅危惧種の繁殖事業に関連して、地元愛知県の東山動物植物園に『ツシマヤマネコ』の移動があった情報をキャッチ出来ましたので、絶滅危惧種に瀕した野生在来種に会える貴重な機会なので、是非動物園を訪れてみたいと思っています😊

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少しでも多くの人に、正しい知識の習得と行動が出来る社会となりますように✨🍀🌈